仕出し弁当の基礎知識│利用シーンやメニューをわかりやすく解説

仕出し弁当の基礎知識│利用シーンやメニューをわかりやすく解説

この記事では、仕出し弁当の基礎知識についてわかりやすく解説します。慶弔の儀式・記念パーティー・会社の役員会など、大切な場面で利用されることの多い仕出し弁当ですが、ケータリング・宅配弁当・デリバリーのような類似サービスも多く、それぞれの違いを詳しく知りたいという方もいらっしゃるでしょう。利用シーンやメニュー、利用するメリットについてもご紹介していますので、仕出し弁当に関する理解を深めるのにぜひご活用ください。

仕出し弁当とは

仕出し弁当とは、お客様からご注文いただいたお弁当を、「指定の日時」に「指定の場所」にお届けするサービスです。料理の素材が厳選されているのはもちろん、熟練の職人が調理していることも多く、おいしいだけでなく高級感があるのが特徴です。さまざまなイベントに関するマナーや作法を熟知したプロによってサービスが提供されるため、冠婚葬祭など日頃あまり慣れないシーンでも自分で調べることなく適切なアドバイスが受けられます。あわただしい時期でも、大切な時間を有効に活用できるでしょう。

なお、仕出し弁当は、電話1本ですぐに配達されるものではなく、あらかじめ予約をして数日後に配達されるというケースが一般的です。

仕出し弁当の利用シーン

仕出し弁当は、日常生活においてさまざまなシーンで利用されていますので、具体的にご紹介していきます。

お通夜・葬儀

お通夜・葬儀では、故人様の供養とともに参列していただく方への感謝の気持ちを込めてお料理が振舞われますが、大切な時間をゆっくりと過ごせるように、調理や片付けの手間が省け、かつおもてなしの気持ちが伝わる仕出し弁当が広く利用されています。

お通夜・葬儀

法事・法要

法事・法要では、故人様と残されたご家族のために遠方よりお越しになるご出席者も多いため、「心」と「労」を癒し、故人様との想い出を語り合う席への心安らぐお料理として、仕出し弁当が利用されます。

法事・法要

慶事・お祝い

お食い初め・初節句などのお子様のお祝い、ご⻑寿のお祝い、大切な方のお祝いなど、記念日をより一層引き立てるお料理として、イベントごとのマナーを満たしつつ、食べやすさにも配慮した仕出し弁当が利用されています。

慶事・お祝い

宴会・パーティー

お盆やお正月の親族が集う席、親しいお仲間でのパーティーなど楽しい団欒のひとときに、手軽でかつ気持ちのこもった仕出し弁当が人気です。また会社での記念パーティーなどフォーマルな式典でも、利便性に優れ、また高級感のある仕出し弁当が活用されています。

宴会・パーティー

会社の重要会議

取締役会など重要な会議を会社内で行う場合には、一般的に秘書や総務担当部署がお食事を用意しますが、厳格なスケジュールのもと素早い対応が求められます。仕出し弁当は、注文した時間に合わせて配達され、配膳だけで済むため、会議の円滑な運営に役立ちます。

会社の重要会議

仕出し弁当と類似サービスの違い

仕出し弁当と類似しており、よく比較されるサービスとして、「ケータリング」・「宅配弁当」・「デリバリー」がありますので、違いをご紹介します。

ケータリングとの違い

ケータリングとは、お客様ご指定の会場に出張し、お料理の提供だけでなく、会場のセッティングから演出までをトータルで行うサービスです。仕出し弁当は、お弁当をご指定場所に配達するまでがサービスのため、この点で大きく異なります。

なお、当社のケータリングサービスでは、お客様ごとに専任プランナーをご用意し、幹事様のご負担を大幅に軽減しつつご要望に沿ったパーティーになるように丁寧にヒアリングをさせていただいております。

ケータリング

ケータリングとは

https://www.cbs-catering.com/catering.html

宅配弁当との違い

飲食業界では、ご注文いただいたお料理やお弁当をお届けすることを目的としたサービスを「デリバリー」・「出前」・「宅配」・「仕出し」と呼んでいます。このため、「仕出し弁当」・「宅配弁当」は、お客様にお弁当をお届けするサービスという点で共通していますが、一般的に次のような違いがあります。

まず料理の種類について、「宅配弁当」は、和食・洋食・中華など多岐に渡りますが、「仕出し弁当」は、精進料理やお寿司などの和食が中心となります。

宅配弁当

次にお弁当の容器について、「宅配弁当」は使い捨て容器で提供されるため回収が不要ですが、「仕出し弁当」は陶器などの容器で提供され後日回収されるものが多くなっています。

さらに配達のタイミングについて、「宅配弁当」は注文の電話から数時間以内で配達されますが、「仕出し弁当」は素材の準備などが必要なため、通常予約注文した後、数日後の指定した日に配達されます。

デリバリーとの違い

デリバリーは様々な料理・消耗品を指定場所まで届けてくれるサービスです。基本的に捨てられる容器で提供されるため容器回収が一般的な仕出し弁当とは異なります。

また仕出し弁当が和食メインなのに対し、デリバリーはお寿司などの和食はもちろん、ピザ・カレー・ラーメンのように洋食・中華など幅広いジャンルを取り扱っている点も特徴的といえるでしょう。

さらに仕出し弁当では、前菜からメインディッシュ、デザートまでひとつのお弁当でお料理がひと通り完結しますが、デリバリーではオードブルのように前菜の盛り合わせだけを注文することが可能です。CBSケータリングではオードブルのデリバリーも行っております。

CBSケータリング

https://cbs-catering.myshopify.com/

旬菜亭の仕出し弁当のメニュー

「仕出し弁当」は、精進料理やお寿司などの和食を中心としたお弁当ですが、利用シーンによりさまざまなメニューがあります。

懐石膳

「懐石膳」は、旬の素材を活用した料理の味だけでなく、華やかな見た目で視覚的にもお客様をおもてなしします。子供も食べられるように子供膳も用意しています。

懐石膳

懐石膳

https://syunsaitei-online.com/collections/懐石膳

折詰弁当

「折詰弁当」は、木製の容器に入ったお弁当で容器の返却が不要なため、お手軽にご利用いただけます。当店では、一部の「折詰弁当」で温かい状態でお召し上がり頂けるように、発熱剤付容器を使用しています。

折詰弁当

折詰弁当

https://syunsaitei-online.com/collections/折詰弁当

仕出し弁当のメリット3つ

仕出し弁当を利用するメリットとして、大きく3つ挙げられますのでご紹介します。

マナーや作法はプロにおまかせできる

冠婚葬祭のように日頃あまり慣れないシーンでは、限られた時間の中でマナーや作法などが必要以上に気になってしまい、調べものに時間を要してしまうことが多々あります。法事で振る舞うお弁当なども、どんな基準で選んだらよいかわからないという方も多いでしょう。

しかし、仕出し弁当を提供する会社は、冠婚葬祭に限らず、さまざまなイベントについてマナーや作法を熟知したプロであり、的確なアドバイスを受けられますので、忙しい中で大切な時間を有効に活用できます。

マナーや作法

調理や片付けの手間が掛からない

自宅でのご親族の集まりや、会場を借りたお仲間でのパーティーなど、仕出し弁当を利用すれば自宅やパーティー会場までお弁当が届き、お食事が終われば食器の回収までしてくれます。ご自身で料理をご用意する場合と比較すると調理や片付けの手間が不要なため、ご親族・お仲間とゆっくりとした時間をお過ごしになれるでしょう。

調理や片付けの手間

注文の手間が掛からない

例えば、会社の重要会議で「宅配弁当」を利用する場合には、出席者ごとに希望のお弁当をうかがい、正しく注文をする必要があります。ただでさえも普段より緊張感のあふれるオフィスで、注文が誤っていた場合には冷静に対処するのは難しいでしょう。

この点「仕出し弁当」では、出席者の希望を確認する必要がなく、また注文間違いの心配もありませんので、お弁当を手配するご担当者の負担を大幅に減らすことが可能です。

注文の手間

こだわりの仕出し弁当なら旬菜亭(まとめ)

旬菜亭(まとめ)

仕出し弁当の基礎知識について解説しました。

旬菜亭では、日本各地の名産品や特産品をはじめとする旬の素材を厳選して、経験豊富な職人が調理を行っています。「味へのこだわり」に加え、万全の配送体制による「お届けへのこだわり」、全スタッフが高い意識で気配りや心遣いができる「サービスへのこだわり」の3つのこだわりを持って、お客様の大切な方々を心を込めておもてなしいたします。

ぜひお客様のご希望のおもてなしスタイルをお聞かせください。

旬菜亭

https://syunsaitei-online.com/